長村伊織 ながむらいおり (1998/06/12)天王寺大学 人文社会学部
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2018年春に初のネパール渡航(当時1回生)
2018年夏は2回目のネパール渡航(当時2回生)
•ネパールへ行ったきっかけは?
少し話は⻑くなりますのでお暇な方だけでも読んでやってください、よろしくお願いします。
まず最初にボクは 2 年前大学受験という一大イベントでびっくりするほどの大敗をしました。
皆さんが想像している 3 倍は大敗しました(笑)
その大敗を経て、自分のことがとても嫌いになりました。
これまた皆さんが想像している5倍は自分が嫌いでした(笑)
なので、そんな自分を少しでも好きになってやれないか毎日考えていました。
めちゃめちゃ悩んでいました。
めちゃめちゃ辛かったです。
ボクはまず「そもそもどんな自分が好きか」をたくさん考えました。 答えは「何かに一生懸命な自分」でした。ちなみに、一生懸命の対象はなんでもよかったはずです。
で、ボクは大学一年目のテーマを決めました。
「未体験・未経験に燃える」です。 (↑なにか中学校の運動会スローガンみたいでダサいですが、) テーマが決まったので、とにかくガムシャラでした。
四国をママチャリで一周する旅をしたりしました。
(ちゃんと切れ痔になりました)
他にも、海外に行って路上で工夫してお金を稼いだりもしました。 怖いお兄さんとか著名人が出入りする高級寿司屋で働いたりしました。ホールが苦手でお客様にお味噌汁かけちゃったりしてめちゃめちゃ怒られていました(笑)もちろんわざとじゃありません。
ま、そんな感じで色んなチャレンジをしている時に、俊くんが Facebook の〈知り合 いかも〉に出現しました。
そんな俊くんのプロフィール欄には《現役大学3回生・沖縄ドリブル旅・ヒッチハイ
ク・海外でサッカーチーム運営・起業・イベント運営・ホームレス大学生》と書いていま
した。めちゃめちゃ怪しかったです(笑)
でも、めちゃめちゃ惹かれました。
それはボクの大学一年目のテーマがどヒットしたからです。
だけど、ボクという人間は「会ってください!」という、こんな短文も打てない意気地なしなんです。
そんな感じで、時は流れていきました。
そして少し時が経った頃、ボクの Facebook タイムラインに『関⻄の変人学生集まれ!!』というイベント情報が流れてきました。
とても気になりました。 そして、そのイベントをよくよく見てみるとゲストスピーカーが俊くんでした。
で、ボクは意気地なしだったので「めっちゃおもろそう、行きたい。」という言葉を添 え、タイムライン上にシェア(Twitterでいう、引用リツイートのような機能)をしました。
※今思うと、めちゃめちゃダサい(笑)
すると、俊くん本人からこんなコメントが来ました。
ということで、行くことになりました。
感想は「すごい、ヤバイ、かっこいい。でも、あなたがすごいからできるのでは?どうせ僕にはできない。」でした。
そしてイベントが終わり帰ろうとしたら、「打ち上げあるので〜行ける人は来てください 〜!!」と言われました。
なので、とりあえず行ってみました。会場に着いては、その日に出会った人たちと呑気に お酒を飲んでいました。
すると、途中でたまたま俊くんと1対1で飲むシチュエーションになりました。 そこでこう言われました。
『お前の目、死んでいるな〜。よし、今からお前に質問するから「はい」か「いいえ」で 答えてや〜。今日が 2 月3日や。今月末の2 月28日から俺ネパール行くんやけど一緒に行かんか??今行くって決めたら、一生面倒見たる。ほら、どうする??』
ボクは誘導尋問かと思いました。なので、とてもびっくりしました。 でも、ボクは「はい」と言っていました。
それは、ボクの大学一年目のテーマにどヒットしていたからです。 (どヒットってダサい。)
•ネパールに行きたい から 実際に行く までの葛藤や悩み、決め手などは?
先ほどの話からすると、ネパール行きを即決しているので、その後葛藤がなかったように思えますが、そうではありません。 大学生にとって、十数万円(フィールドワーク参加のお金)は安くありません。 なので「本当に行って後悔しない??」といった感じでめちゃめちゃ悩みました。ですが、悩んでいくうちにどんどん「行かないで後悔するのは嫌だな〜」という気持ちになってきました。
そしてそんな気持ちが強くなってきたので行くことに決めました。結果、本当に行ってよかったです。めちゃめちゃ好きな人たちできたし。
•ネパールで感じたことは?
たくさんあるのですが、中でも一番大きかったのは『目で見ないとやっぱわからん』と いうことです。世では百聞は一見にしかず、とかいうやつです。
ボクは、今まで社会の先生とかに「世界は広いよ〜」とか「日本はすごいのだよ〜」とか 「世界には物乞いをする人だっているのだよ〜」とか言われてきました。写真も動画もい っぱい見せてもらってきました。
それで知った気になっていました。
でも、実際に行ってみたら全然違いました。
独特な東南アジアのにおい。渡るときに轢かれそうになる道路。絡まるに絡まった電波線 など。「世界をよく良くするために、皆んなで命燃やそうぜ!!」といった感じで、肩に力を入れてまで強く思わなくていいと思いますが、「世界の現状をこの目で見て、ちゃんと知る」という行動は皆んなすべきだと思っています。
それを知った上で、生きていくのといかないのでは大きな違いがあると思います。
•ネパールこどもクラブってどんなん?
すきです。
ボクからの彼らの印象は「THE 人間」といった感じです。 決して器用とは思えませんが、めちゃめちゃ人間くさくて素敵な方たちだと思っています。 彼ら自身が着飾って生きていないので、彼らといる時だけでも、ボクらはありのままの自分でいられる。
そこに全てが詰まっていると思っています。 それが結果として、毎回ネパールのフィールドワークは満員になっていると思います。
•最後に、ネパール渡航のまとめ
まとめると、ホントに行ってよかったなと思います。 もちろんネパールの現実を知れたことは本当の本当によかったと思っています。 想像を超越してくる現実がネパールにはあるので、ぜひ行ってみてください。
あと、それと同様に、カッコイイ皆んな(フィールドワーク過去参加者)と仲良くなれたことがよかったです。 ボクも皆んな(過去参加者)みたいにカッコイイ人間になりたいので、なれるよう頑張ってはいるのですが、たまに辛いことがあって逃げたくなったりします。 でもそんな時、スッキリするまで話を聞いてくれたり、的確なアドバイスをくれたり、「今日は飲んで忘れよう!」と朝まで付き合ってくれる人たちがいるので引き続き頑張れます。 やっていることは違っても、一緒に頑張れる友達ができたことが一番よかったことです。
⻑々と読んでいただき、ありがとうございました。
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